日日是策案日記

2024/06/25 21:57:38

怒れる女の咆哮を聴きました。

くるまより心磨けよくっそわりゃー

叫びたくなる暑い夜になりましたなあ。
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2024/06/22 11:56:51

きみの知らないうたご来場、ありがとうございました。

少しずつ湿気が増えはじめた東京です。季節があるって素晴らしい。もしも季節がなかったら、創作の幅が一つなくなるわけで、これほど歌は生まれなかったことでしょう。これはもちろん、自分だけの話ではないわけです。

西池袋軽音楽部という枠で続いているカバー企画は、いかに自分がいろんなものを聴いてこなかったか歌ってこなかったかを炙り出す珍妙な時間になっています。ただしもともと僕の場合、自分が歌うのは自分の曲以外は無理、という認識からうた作りが始まっているので当然と言えば当然なのです。

が、歌ってみると楽しい、とか聴いているだけで楽しい、というもの達との出会いは今さらとは言え新鮮です。僕の場合は自分が自分になるためのうたづくりから出発していたので、そんな創作は続けるべきではないのではないだろうか、という懸念との戦いを迷いながら十代二十代さらには三十代にずっとやったわけです。こうして書くと間抜けっぽいですけれども。

さて、ライブハウスに出始めて30年目の今年、春のワンマンライブがここ10年ほどの集大成の選曲であり、そこから漏れたうたたち夏編、がこれから始まるわけです。と同時に、新しいうたも順次、流れに応じて歌って行こうと思います。

今月の新しいうたにも、去年作ったものにも、一昨年作った新しいうたにも、説明しきれない思い、願い、あるいは疑問や風刺が込められています。それを汲んで面白がれるような作りを目指したからこそ、三十代の自分は自分の歌づくりを許せたわけです。でも、大御所達の作品はそんなことも含めて、何より、音楽の楽しさを教えてくれます。僕が目指すべきは、多少質は劣って不格好でも、ああ、音楽って楽しいなと感じさせられるようなものを作り放つことなのだとあらためて、感じます。

来月は、どんな歌が歌えるでしょうか。また、お会いできますように。
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2024/06/19 12:39:05

神保町であべくんに

神保町教室用途の文房具を買いに、白山通りを歩いていたら僕に声かけるものあり。

クロミツでお会いするピアノのあべくんでした。彼はライターなので、この辺りにはよくいるんだそうです。そうだねえ。そうだろうねえ。
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2024/06/12 08:52:08

ワダさんならぬ

戦後二十年を経て、東京都内の宅地化が一気に進んだのだろうなと、想像します。築年数それくらいと思しき一戸あたりの敷地面積の狭い建売り住宅群が、そこいらじゅうにあるため察する次第です。もう、五十年も六十年も前の話です。

そして、それを購入した世代の子供は狭い家を出て、さらにその下の世代も成人を迎えるようなくらいの年月が過ぎているでしょうか。なので、築五十年を超えた住まいに残ったのは老人たち。もう、独居も多いことでしょう。

今住む町に越して十年以上が過ぎているけれども、ご近所付き合いと呼べる関係は特に、ありません。あ、2020年の春にトイレットペーパーの買い占めが横行した時には、それくらいの融通は出来るよなあと思ったものでしたが。

すぐれもの、のジャケットは、借景と呼ぶ隣の敷地の竹林から見えるあさひを撮っただけのものです。この竹林は峰状の土地の斜面に沿ってさらに西側へ伸びていて、つまり西隣の家々からも、借景の竹林、として認識されているわけです。

同様の借景を持つ二軒西側の大きな家には、一人のお爺さんが住んでいました。その家はさらに斜面側に張り出していたため、こちら側にいくつも見える窓をからその人影をたまに見ることがあり、お付き合いはないものの、窓越しに生活を感じていました。

その家が、この一週間で解体されました。そしてそこに今朝は、雲は浮いているのにもかかわらず鮮やか過ぎるくらい青い空、かなたには隣のバス停前に聳えるマンションまで目に入ってきます。見慣れない、いえ初めてみる光景です。

こんなにも風が通って、気分はいいはずなのに、どうしてこんなにも寂しいのでしょうね。
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2024/06/01 00:00:01

六月になりました。

月末近くなったら書いておこうという習慣にしたのに、五月下旬にとても忙しくなって来てしまい、今日はもうすでに三十一日です。普通です。

なんでそんなに忙しいんだろうか、と思ったら、まず、起きている時間が短くなったので、やれることが限られて来た。そりゃ忙しいね。

次に、ようやくシブイさんにも春が来たようで、予約が増えて来ました。一日に隙間なくレッスンなどという日も、ここ十年近くなかったのですが(ひたすら新規のお仕事をひとに振る役目だったため)、それが出て来ました。そりゃ忙しいね。

おまけに近頃は、動画編集ソフトを動きの鈍いパソコンで操る時間が増えました。やはりどうしてももう、動画に手を出さざるをえないのです。テレビ映画はおろか漫画絵画にもなじまず育った僕にとっては、音楽以上にハードルが高いわけですが、そういう無教養を逆手にとることには慣れているのでストレスはありません。そりゃ忙しいね。

つまり気持ちに身体が追いついていないのですが、やはりなんでしょうね、この半年、心の底では相当追い詰められて危機感が募るばかりに違いなかったのでしたが、その反動、あるいは、それがために眠らせていた衝動をようやく解放出来ているというべきなのか。まあとにかく、新しいものを作る意欲には満ち満ちているわけです。

七月が来る頃、今度は何を、どこを目指していることでしょう。とにかく引き続き五月以上に忙しくなっていきます。うまくそれが歌に昇華されたらいいなと思う、月末なのでした。あと、シブイさんが普通に運転できていることを願う、月末なのでした。
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