図書館へつづく道 ー私編
通学路をそれて いちょう並木の下 風に背中を 押されるようにかばんを抱えて急ぐ
新しい図書館で たくさんの本に出合える
それだけで胸がいっぱいになる
好きなことを 好きと言える
そんなふうに 生きていける
図書館へつづく道を 今日も歩いてゆく
昨日の続きの あの本の棚は
2階の奥の 3段目急いでのぼる階段
閉館の時間まで 新しい本を探そう
まだ見ぬ出会いにときめいてる
好きなことを 好きと言える
胸をはって 好きと言える
図書館へつづく道は 明日へつづいてく
好きなことを 好きと言える
それだけで 前を向ける
図書館へつづく道は 金色にかがやいてる
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