もどかしい道
何故か貴方の前で笑えない
上手い話も思いつかない
くわえタバコのままライター探す
右の手のひらに掴んでるのに
貴方には届きそうで
いつまでたっても届かなくて
その理由はまだ分からないようで
僕から貴方まで定規をあてても
測られない
部屋を閉め切って手紙を書こう
上手い話も出来そうだから
ペンを握り直し深呼吸する
貴方の名前を書くだけなのに
貴方には届きそうで
いつまでたっても届かなくて
もう自分では手に負えない思い
その道に明るそうな友達の前でも
語られない
あなたを遠くに見てる
僕の道のりはもどかしい
何故自分では見つからないのか
この道を照らしてくれる誰かはなかなか
現れない
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