無纏の旅


まるい星からまるい月を見ている
懐古の度に変わらずそれは見上げたところに

遠くの街から 生まれた街を見てみる
懐古の度に違った意味を見つけてしまう

星の数ほど人は夢を散らし
やがて辿り着く
見えざるものと見えるもの

纏うものもなければ
聖者のように全てをゆるすことだろう
旅は続く 誰もがただ形を求め
手に入れた 手を染めた空には雲が下りる
旅は続く 誰もが終わりという形に焦がれ

夢の数ほど人は心乱し
やがて手にするのは
癒えざる傷と見えぬ傷

惑うことがなければ 聖者のように
全ては終わることだろう
旅は続く 誰もがまた水辺を便りに
手に入れた 手を染めた空には雲が下りる
旅は続く 誰もがまた水辺に憩いながら

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作詞 無辺便褄こと石村吹雪
作曲 HedelBendelこと岡崎昌幸

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